オシャレ上級者やパリコレ等はなぜ意味がわからないのか?
世界の最先端のファッションって大体、何だよこれww意味わかんねーーww
ってなりますよね。
いやまあオシャレなんだろうけどさ、みたいな。
あれが起こるのにはちゃんと理由があると思います。
まあ、ファッションショーはショー、見世物であってエンターテイメントであるので浮世離れするといった理由があるのですが、それではただの上級者のオシャレは説明できません。
ではなぜ?
一般人には上級者オシャレがわからないのか?
それは、オシャレというのは感覚に頼るものだからなんですね。
ファッションにおいて絶対的な良し悪しは定まっておらず、常に相対的、感覚的な解釈がされていきます。
では、なぜ感覚に頼るものが理解されづらくなるのか。
それは他の概念を例に挙げれば浮き彫りになります。
他に挙げられる感覚に頼るものは、音楽、お笑いといったものでしょうか。
音楽もお笑いも最初のステップは単純でくだらなく思えるもの(実は奥が深い)に始まりますね。童謡のような単純なリズムであったり、うんちと言うだけで大爆笑であったり。
しかし、人間はいつまでも同じ環境化で満足できません。
もっと複雑な音階、もっと裏をかいた笑い。追求していきますよね。
そしてどんどんどんどん極めていってしまうと、あるところで、センスを磨いてこなかった一般人の理解の範疇をこえてしまいます。
友達に良くわからない曲ばかりを聴いているバンドマンや、世間に売れていない妙な芸風の芸人が好きなお笑い好きはいませんか?
それは数々の一般向けを経験し、それに満足できなくなったしまっただけのことなんですね。
それではファッションに話を戻すとどうでしょうか。
とんでもなく重ね着したり、配色がすっちゃかめっちゃかだったり、サイズがえげつない大きいのは、普通に飽き足りてしまった結果なんですね。